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わたしの休日

2018.12.20last updated: 2019.11.5

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こんにちは。スタッフの新城です。

不思議と暖かかった秋も終わり、空気の澄んで寒い季節になりました。そんな冬の休日は、おうちでのんびりと過ごすのがマイルール。映画を観たり、いつもは作れない凝ったお料理を作ったり、アロマを焚きながらお昼寝をしたり…。また、その日の気分で本をさっと選んで、ストーブにあたりながらゆっくりと読むのも至福の時間ですね。今回は今おすすめしたい本と、読書タイムにまつわるひとしなをご紹介します。まずオススメしたいのが、梨木香歩さんの「春になったら苺を摘みに」。エッセイ本ですが、梨木さんを知らなくても大丈夫。まるで小説のような心地よい語り口のお話は、著者が学生時代に英国の下宿先で出会った女主人ウェスト夫人と、様々な人種や考え方の住人たちとの交友記となっています。この本のキーワードは、「理解はできないが、受け入れる」というウェスト夫人の生き方。読み進めると主人公とともに、人と分かり合うことについて、人との関わり方について考えさせられます。一年の締めくくりに色々な人を思い浮かべながら、また、これから出会う様々な人を想像しながら読んでみてはいかがでしょうか。

もう一冊は、さらっとページをめくりたい方に「くまくまちゃん」という絵本をおすすめします。くまくまちゃんという山奥に住む友人の、1日や季節の暮らしの様子を想像するというお話。その様子はというと、「コーヒーの中へ、いかに美しくミルクをそそぎこむかについて研究したり」など、可愛らしい日常のささやかな楽しみやくまくまちゃんのスローライフが描かれ、まさにこんな1日を過ごせたら幸せだなというような場面が、ふんわりとしたイラストと文章で綴られ優しい気持ちにさせてくれます。読書でほっこりしたら、くまくまちゃんのマネをしてみるのもいいかもしれません。また美味しいコーヒーやお茶を片手に違う本へ手を伸ばしても良いですよね。

せっかくの休日ですから器にもこだわりたいところ。MARでご紹介する中村智子さんのカップ&ソーサーは、磁器の器にありがちな冷たさを感じないぬくもりある冬にぴったりの優しい質感が魅力です。そのまま電子レンジで温めもOK。同じシリーズのポットを揃えても素敵です。

西山光太さんのコーヒードリッパー&ソーサーも、コロンと丸みのある形でしっくりと手に馴染むアイテム。色が混ざり合ったような深みあるホワイトカラーもポイントです。ルックスがあたたかいだけでなく、直火にもかけられるので、うっかり読書に集中してコーヒーが冷めてしまっても、再度温かくして飲むことができます。

本を一冊読み終えた頃、ほっと気がつけばお腹が空いていたりしますよね。冬の食卓にはぜひ、くまがいのぞみさんのグラタン皿であたたかなお料理をプラスしてみてはいかがでしょうか。もちろんオーブン料理以外にも、普通の食器としてもお使いいただける飽きのこないデザイン。またサイズが豊富で大きいものならテーブルの真ん中に、小さいものはなんと手のひらサイズと可愛らしいです。

大切な本や手仕事のぬくもりあるアイテムを取り入れたくつろぎのひととき。身も心もあたたまる、冬ならではの穏やかな休日を楽しみましょう。

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