ヨーロッパ小物とアンティーク
2019.2.25last updated: 2019.11.5
こんにちは。スタッフの新城です。
三寒四温のこの頃、草木芽生える春本番を待ちながら、もっと暖かくなったらどこへ出かけよう…などと考えています。思い描くのは、遠くの場所や、長い時間の流れ。そんなひととき、自宅のアンティークのインテリアや身の周りの小物たちが、気分を盛り上げてくれます。その中から少し、今回はヨーロッパのアンティークや小物をご紹介します。
こちらは「サンプラー」と呼ばれ、その昔少女たちが刺繍の練習に刺した布。
詳しい国名は分かりませんがかなり古いもので、拙いながら一文字一文字丁寧に刺したであろう文字は時間の経過と相まって弱々しくも優しいテキスタイルに変化しています。
またこちらはフランスの画家が絵を描く際にロウを使っていたようで、ロウを湯せんにかけるための道具でした。今ではちょっとした花入れにぴったり。素材そのままの表情と素朴な造形が自然の花を活かしてくれます。どんな人が作ったのか、どんな風景で使われていたのか、異国のアンティークは何か物語をもっているような不思議な雰囲気を漂わせています。古いものの良さは良く分からない…という方にも、まずは海外のアンティークがおすすめ。アンティークマーケットやショップに出かければ、新鮮なデザインや落ち着いた色合いなど、心踊る出会いがあるかもしれません。もちろんアンティークでなくても、日本にはない色使いやデザインが楽しめるヨーロッパの小物たち。MARにはフランスから「Bonne Maison」のソックスが届いています。最高級のエジプト産コットンを使用し、極細に加工された糸から生まれる細かな柄は、どこにでもある靴下とは違います。2012年からコレクションが発表されていますが今春のコレクションもまたはっとさせられるものばかり。
「Nocturnal Mountains」は、山々の奥行きが見事な色合いで表現され、かかとより先には水鳥と魚たちが。靴を脱いだ時に現れるストーリー性のある柄に心踊りますね。
また履いた時、正面から見ると山の奥から水が流れ込む姿もしっかり描写。平面のテキスタイルとしてではなくソックスとしての立体的な構成に感動させられます。
「Dark Ribbon」は春のナチュラルスタイルにひと匙のスパイスを効かせてくれるデザイン。ネイビー地に黄色のリボンが配されているのですが、細かな色使いがリボンのまるで春の風にひらひらと揺れる姿を思い起こさせます。
つま先のレッドもコーディネートの差し色に。もちろん普段着に取り入れやすいストライプ柄なども入ってきています。
こんなソックスを履いた日は、お家にいるのももったいなくなってしまいますね。フランスから届いた春のアイテムを身に纏って、少しだけ遠くへお出かけしてみるのはいかがでしょうか。パリジェンヌ気分でアンティークマーケットへくりだすのもおすすめです。気づけばすっかり寒さも忘れているかもしれません。
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