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現代を力強く生きる「戦う女性たち」へ

Fashion

DIEGAは、戦士のように自由な精神を持つ女性の味方となり、あなたをやさしく迎える場所。美しさと自信を兼ね備えた、アンドロジナス（中性的）なスタイルで、世界中の女性をつなぐ「心の拠り所」となることを目指し続けます。

フランス発のファッションブランドである「DIEGA」。

その物語は、一枚の男性用シャツを女性向けにアレンジしたことから始まります。

テーラーを営む家庭で生まれたデザイナーのキャロル・プティは、幼い頃から布を切るハサミの音や、未来の服を描くチョークの線、そして熟練の指先が布を変貌させる様子に囲まれて育ちます。服づくりを身近に感じながら過ごしてきた彼女にとって、ファッションの道を志すのはとても自然なことでした。家族経営の工房で親から子へと密やかに築かれてきた秘密の数々。布をカットし仕立てるという繊細な作業は、時代を超えて受け継がれ「遺産」となり、今の彼女が持つ、上質な素材と精密なカットに対する情熱の源に繋がります。彼女が先代から受け継いだテーラリングの技術は、DIEGAのすべてのアイテムに息づいているのです。

「長く着られる服を作る」。これはDIEGAブランドの哲学です。移ろいやすい流行とは無縁のタイムレスなファッションは、シンプルなフォルムと美しい素材から成るもの。裏地、ポケット、袖口、細部にまで、テーラーの技術の痕跡が宿り、一着一着自然なエレガンスを引き出すようデザインされています。ほんの少しの仕立ての技が、大きな信頼と丁寧な作りに繋がる。ジャケットやコートは洗練されつつ、類を見ない心地良さを提供。パンツやドレスは完璧なラインによって自由な動きを実現します。DIEGAが生み出すアイテムのすべてが、家族経営による伝統への敬意とオマージュなのです。

DIEGAのコレクションに彩りを添えるのは、自然の温もり感じる素材や、遠い国々の文化から着想を得た職人技による装飾たち。そこには、キャロルが幼少期から抱いてきたアメリカ先住民への憧れや、祖先が経験した追放の歴史が色濃く表れています。昔から、自身をアメリカンインディアンであると想像し、羽根やターコイズなどの民族的な要素に強く惹かれていたキャロルは、さらにアメリカ西部の広い大地やアフリカの草原、砂漠を生きるベルベル人の暮らしなど、より多様な文化に興味を抱き、服づくりに取り入れていきました。

きちんとした仕立ての服とヴィンテージフォークロアという、これまで対局にあった二つの要素。そこにモダンとノスタルジーを融合し、新しい女性の姿を形にしています。中性的な魅力は芯のある個性に結びつき、独立した女性像を描く。自由を象徴する衣服を作りたいというキャロルの想いは、大胆なワードローブとなりその願いを叶えます。ジャケット、コート、ドレス、パンツ――DIEGAのアイテムを身に纏うことで、あなた自身の本質を表現し、より自信のある自分と出会いませんか。