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アナログとサステイナブルにこだわったカード

アナログとサステイナブルにこだわったカード

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電話にメールに、SNSに…。昨今、人と繋がるのはたいそう楽になりました。わざわざタイムラグがある手紙なんて、もう無くなっても不思議ではないくらい、通信技術は発達しましたが、やっぱり手紙って、いいですよね。

MARでは新しく、「ケンブリッジ インプリント」のグリーティングカードのお取り扱いをスタートしました。イギリスのケンブリッジにある小さな製紙工場で作られたカードは、こだわりがちりばめられ、優しい色使いが程よい可愛らしさ。

鳥の群れが見事に模様となった使い道いろいろなカードや、DEAR FRIENDとメッセージの入ったカードは、ちょこんとサイの上に乗る赤い小鳥にきゅんと心奪われます。他にも物語を感じさせるような意匠や、色数が少ないものの目を引くデザイン、ほっこりとした手書き書体の文字。それらに私たちが書き添える文章も、なんだか穏やかで優しい言葉を選びたくなりますね。

これらのデザインは、画家のクレアウェン・ジェームス、テキスタイル・アーティストのジェーン・パウエルと陶芸家のアリ・マーフィーの異なるジャンルのアーティスト3人がタッグを組み生み出しています。英国の雰囲気を漂わせた落ち着きの中にある華やかさ。ハンドメイドの風合いにこだわるプリントの温もりからは、トレンドに左右されない質の良さを感じます。

デザインのプリントは、シンプルな手作業によるステンシルで刷り上げます。そしてその風合いを製品にも出す為に、リトグラフィーという、版を使い色別に刷る製法を用いて、独自の質感と色感を作り出しています。それにより、まるで原画を手にしたような特別感をカードから感じられます。

またカメラやPCなどの非手作業をなるべく省くこだわりよう。それは手書きなどのアナログなデザイン工程こそが、このカードの温かみを感じる魅力を底上げする秘密です。

ここで使用されるスポットカラーのリトグラフ印刷では、使用できる色数にも制限があるそうですが、その制限があることでかえってデザインの想像は膨らむそう。

小さな規模でのものづくりもこだわりの一つ。可能な限りイギリス国内で原材料を仕入れること、また作る場所も近いことで、色や質感へのこだわりを維持し、さらに進化させることができるそうです。小さなことをこつこつ確実に、大切に作られていることがうかがえます。

デザインから仕上げ、梱包までも全てイギリス国内で。ロンドンのベトナルグリーンにある老舗印刷会社の組合が一枚一枚、丁寧に植物油をベースにしたインクを使い手作業で刷っています。

各工程において、専門知識の高い職人の多いイギリスで、様々なメーカーと連携し、ひとつの物づくりを共有することで、このカードが生まれています。

手紙は届くまでに時間を要してしまいますし、相手の反応もリアルタイムでは伺えません。それでも言葉を紡ぐ時間、届くまでの間、なぜか少し間を置いて聞こえる言葉は、読み手にも滲みるように深く届くのは、不思議と偏見ではなかったりするように思います。だからこそ、言葉だけでなく、手紙を持つ手や視覚にも、思いが込もった手触りやときめきを一緒に届けられたら素敵ですよね。

ケンブリッジ・インプリントのカードは、環境への配慮もなされています。持続可能な資源から作られていることを証明する森林管理議会の承認を得た紙を使い、植物油ベースのインクを使用。コーティングをしていないので100%自然へのリサイクルが可能です。ケンブリッジ・インプリントは環境問題が注目される前からこのプロセスに取り組み、自然と一体となったものづくりが称賛されています。これからの時代、私たちもこのようなものづくりを応援していきたいですね。

デジタルなデータの方が長く残り、無くならない、そんなイメージを持ったままの私たちですが、デジタルな情報はそれを維持するのにも多くのエネルギーを費やし、数年で読むことができなくなってしまうことも。また、情報を保存するハードウエアには重金属が多く使われていることから、廃棄後の環境への影響も甚大です。一方紙は自然に還ることのできる素材。何百年と保存がきき、読み返すことも簡単です。たった一枚の紙切れかもしれませんが、その儚さとそこにある手書き文字の重みは、人の姿のようでもあり今でも人々を魅了しています。

今この瞬間、繋がっていられる幸せや、会ってこそ届けられる言葉もありますが、それが難しいこのご時世、手書き文字に気持ちをのせられたら、それはその瞬間だけではなく、もっと長い時を繋ぐ物になるかもしれません。そんな大事なコミニュケーションツールだからこそ、カードもとっておきのものを選びたいですね。


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